肩幅が広いことに悩んでいる人は、「女性らしいファッションが苦手」「たくましい見た目になるのが嫌」など、ファッションについてお悩みを抱えているかもしれません。
コーディネートを間違えると、さらに肩幅の広さが目立ってしまうこともあります。
肩幅の広さが気になる人は、体型をカバーする洋服や、目線が肩から外れるようなデザインやコーディネートを選びましょう。
この記事では、肩幅が広い女子に似合う洋服や避けた方がいい洋服、華奢に見えるコーデなどを紹介します。
肩幅を少しでも目立たせなくない人や華奢に見られたくない人は、ぜひ最後まで読んでください。
肩幅が広い女子の服選びの悩み

肩幅が広い女子は、以下の3点に悩むことが多いです。
- 女性らしく見えない
- 太って見える
- トップスのサイズ選びが難しい
肩幅が広いとがっちりして見えてしまうことがあるため、華奢でかわいらしい雰囲気に憧れている人は悩むこともあるでしょう。
肩幅が強調されることで男性っぽく見られることもあり、かわいらしい洋服を着たい人は、コンプレックスに感じてしまうことがあります。
また、ウエスト周りや脚が細い人でも、肩幅があるせいで全体的に太って見えてしまうこともあります。
肩幅に合わせて洋服を選ぶと他の部分がぶかぶかになってしまうため、だぼっとしたシルエットのせいで余計に太ってみられることもあるでしょう。
反対に、ウエストに合わせてトップスを選ぶと、肩がきつくなることもあります。トップスのサイズ選びが難しいのも、肩幅が広い人の代表的な悩みです。
肩幅の広さにはメリット・魅力もたくさん!

肩幅が広いことは、デメリットばかりではありません。肩幅の広い女子には、以下の3つのメリットがあります。
- 小顔効果
- ノースリーブやオフショルダーが似合う
- 体のラインが美しい
肩幅が広い女子は、顔が小さく見えやすいです。肩幅と顔との差がしっかりできるので、小顔効果を得られます。
また、ノースリーブやオフショルダーなどのアイテムが似合いやすい点もメリットです。
「できるだけ肩を隠したい」と思う人も多いと思いますが、思い切って肩を見せることで抜け感ができ、すっきりとして見えます。
肩幅が広い女子は、デコルテやウエストなどが華奢に見えるのも魅力の一つです。肩幅がある分、くびれや首周りが相対的に細く見えやすいため、女性らしく美しい体のラインを演出できます。
肩幅が広い人の方が似合いやすい洋服はたくさんあるので、体型にあった洋服を選んでおしゃれを楽しみましょう。
肩幅が広い女子の魅力UP!おすすめアイテム7つ

肩幅が広い女子は、上手に体のラインを隠しつつ、縦長のシルエットを作るのがおすすめです。華奢に見えやすいアイテムには、以下の7つが挙げられます。
- Vネック
- ノースリーブ
- ドロップショルダー
- サロペット・オーバーオール
- フーディー・パーカー
- オーバーサイズのアイテム
- ロングネックレス
これらのアイテムの特徴やおすすめのポイントについて、詳しく見ていきましょう。
Vネック
肩幅が広い人は、縦のラインを強調し、肩に目線がいかないようにするのがおすすめです。Vネックの洋服は顔周りに抜け感を出せるので、視線が肩よりも顔に集まります。
上半身をシャープに見せて縦長のラインを作れるため、肩幅を華奢に見せる効果が期待できます。
ノースリーブ
肩幅の広さが気になる人は、思い切ってノースリーブを着用するのもいいでしょう。ノースリーブも上半身に抜け感が出るため、肩の広さをカバーできます。
おすすめの形は、肩の部分が少し長く肩幅をカバーできるデザイン。肩を隠して腕は出すことでIラインを強調できます。
肩幅が広い人はノースリーブをかっこよく着こなせますが、デザインを選ぶ際には、ストラップが細いものはやめておきましょう。
ドロップショルダー
ドロップショルダーは、袖付け部分が肩よりも低い位置にあるデザインです。肩のラインが丸く見えるため、角張った肩を華奢に見せてくれます。
肩のがっしり感を目立ちにくくしたい人におすすめです。ドロップショルダーはゆったりとしたシルエットのものが多いので、女性らしい印象を与えられるでしょう。
ドロップショルダーのトップスには、タイトなボトムスを合わせるのがおすすめです。
メリハリが付いて、全身のバランスが取りやすくなります。特に骨格ナチュラルタイプの人に向いているデザインのため、試してみてください。
サロペット・オーバーオール
サロペットやオーバーオールは、カジュアル派さんにおすすめしたいアイテムです。
すとんと縦に長いシルエットなので視線が縦方向に分散され、肩幅の広さが気になりにくいです。
合わせるトップスはゆるっとしたシルエットのものやドロップショルダーなど、こちらも肩が目立ちにくいアイテムを選ぶと、より体型カバーに役立ちます。
フーディー・パーカー
カジュアル派に人気のフーディーやパーカーも、肩幅を隠しやすいアイテムです。
フードが付いているので首周りにボリュームが出やすく、重心が上がってスタイルがよく見えます。
肩から立ち上がるようなボリュームのあるフードを選ぶことで、肩のがっちり感が目立ちにくくなるでしょう。
肩幅を目立たせたくない人は、オーバーサイズのアイテムを着用しましょう。ゆったりしたサイズを選ぶことで、肩幅が目立ちにくくなります。
ボトムスは、ボリュームのあるワイドパンツを選んでカジュアル感を強調したり、フレアスカートやヒールと合わせて女性らしい印象に寄せたりするのもおすすめです。
オーバーサイズのアイテム
オーバーサイズのアイテムは、肩幅の広さを隠しやすいアイテムです。ゆったりとしたシルエットで肩のラインをカバーできます。
体のラインを拾わないため、華奢に見せてくれる効果も期待できます。おすすめのアイテムは、シャツやカーディガン、パーカーなど。
シャツは前のボタンを開けてさらりと羽織ったり、タイトなボトムスと合わせても綺麗に着こなせます。
ストライプ柄をチョイスすれば縦のラインを強調できるため、さらに肩幅が目立ちにくくなるでしょう。
ただし、骨格ストレートタイプの人は、オーバーサイズのアイテムに注意が必要です。オーバーサイズのアイテムを着ると、太ってみえる可能性があります。
ロングネックレス
アクセサリーで華奢見えを狙うなら、ロングネックレスがおすすめです。
ロングネックレスは縦のラインを強調してくれるので、肩の広さが目立ちにくくなります。
肩幅が広く見えると思ったときは、ロングネックレスを使ってみましょう。
肩幅が広い女子におすすめ!華奢見えシルエット

肩幅が広い女性は、全身のシルエットを意識してコーディネートを組むと、体型カバーがしやすくなります。
コーディネートを選ぶときは、以下の2つのシルエットに見えるようにまとめるのがおすすめです。
- Aラインシルエット
- Iラインシルエット
上記のシルエットを守れば、肩の広さが気になりにくくなります。2つのシルエットについて、詳しく見ていきましょう。
Aラインシルエット
肩幅が広い人には、Aラインシルエットがおすすめです。Aラインシルエットとは、アルファベットのAのように、下半身に向かって広がるシルエットのことです。
上半身と下半身のバランスをとりやすく、肩幅をカバーしつつ女性らしく美しいシルエットを実現してくれます。
コーディネートを組むときは、トップスのボリュームを控えめにして、ボトムスはボリュームを持たせるようにしましょう。
ボトムスはAラインスカートや、ゆったりとしたワイドパンツなどを合わせるのがおすすめ。裾が広がったデザインのワンピースなら、一枚で簡単にコーディネートが決まります。
Iラインシルエット
肩幅が広い人は、Iラインシルエットもおすすめです。Iラインシルエットとは、アルファベットのIのように、上下で同じボリューム感のアイテムを合わせたシルエットのことです。
縦長のシルエットが作れるので肩に目線が集まらなくなり、広い肩幅が目立ちにくくなります。また、きちんとしたイメージや大人っぽい印象を与えられるでしょう。
Iラインシルエットを作るときは、トップスとボトムで同じ身幅の洋服を選びましょう。
いつものコーディネートをIラインシルエットに見せたいときは、ロングジレを羽織ると簡単にまとめられます。
肩幅が広い女子が注意したいコーデ・服装

肩幅が広い女子は、以下のコーディネートや服装に注意しましょう。
- パフスリーブ
- タイトなトップス
- タートルネックなど首元が詰まったトップス
- 横のラインが強調されるデザイン
- 華奢なストラップのアイテム
アイテム選びを間違えると、さらに肩幅を広く見せてしまう可能性があります。注意したいポイントについて、詳しく見ていきましょう。
パフスリーブ
可愛らしい印象を与えられるパフスリーブですが、肩幅が広い人にはおすすめできません。
パフスリーブは可愛らしい印象を与えるため、女性らしい洋服が好きな人にはとても人気のあるデザインです。
しかしパフスリーブは肩部分にふんわりとしたボリュームを持たせるシルエットのため、さらに肩幅を広く見せてしまいます。
肩が強調されやすいため、肩幅を少しでも目立たせたくない場合は、選ばないほうがいいでしょう。
タイトなトップス
タイトなトップスは肩幅を強調してしまうため、避けた方がいいでしょう。
ぴったりしたリブニットなどは女性らしい印象を与えられるアイテムですが、肩幅が広い人が着ると体のラインが目立ってしまい、コンプレックスを強調してしまいます。
肩幅を目立たせたくない人は、ゆとりのあるサイズのトップスを選んでみてください。
タートルネックなど首元が詰まったトップス
寒い冬に人気のタートルネックは、見た目も洗練されて見え、重ね着にもぴったりなトップスです。
しかし肩幅が広い人がタートルネックを着用すると、首の細さと肩幅のコントラストが強調され、肩幅がもっと広く見えてしまう可能性があります。
タートルネック以外にも、首元が詰まったデザインのトップスは肩幅が目立ちやすくなるので気をつけましょう。
横のラインが強調されるデザイン
ボーダーや横に網目が強調されたニットなどのトップスは、横のラインを強調するため、肩幅をさらに広く見せる危険があります。
カジュアルで可愛いボーダー柄ですが、肩幅を狭く見せたいときは避けた方がいいでしょう。
洋服を選ぶときは、縦を強調してくれるVネックやストライプなどを選び、Iラインを強調してコーディネートを組むのがおすすめです。
華奢なストラップのアイテム
細く華奢なストラップのキャミソールやタンクトップは女性らしく見える上に、流行のアイテムでもあります。
しかし、細いストラップは広い肩幅を強調し、よりがっちり見られやすくなってしまうため、できれば避けたほうがいいでしょう。
ジャンパースカートやサスペンダーパンツなどのアイテムも、華奢なストラップを使っている場合は避けるのがおすすめです。
肩幅が広い女子におすすめのヘアスタイル

肩幅が広い女性におすすめしたいのは、下記のヘアスタイルです。頭に視線が向きやすくなったり、抜け感が出たりするヘアスタイルがいいでしょう。
- アップヘア
- 丸みのあるショートヘア
- 片側だけ耳にかけたアシンメトリーヘア
- かきあげヘア
頭の高い部分でまとめたお団子やポニーテールなどのヘアスタイルは、肩幅が広い女性におすすめです。トップに目線を持ってこれるので、肩幅の広さが気にならなくなります。
丸みのあるショートヘアは、小顔効果を狙いたい人におすすめです。ぽわんとしたシルエットのショートヘアなら女性らしい印象になるでしょう。
片側だけ耳掛けしたアシンメトリーヘアーは、クールな印象を与えます。ヘアスタイルに動きが出るため、肩幅の広さから視線がそれやすくなるでしょう。
流行りのかきあげヘアは、抜け感を与えてくれます。がっちりとした肩幅も目立ちにくくなるでしょう。
【Q&A】肩幅が広い女子のコーデに関するよくある質問

最後に、肩幅が広い女子のコーディネートに関する質問に回答します。
Q:なぜ?女性の肩幅が広くなる原因って?
肩幅が広くなる原因は、元々の骨格や、コリ・筋肉が主な原因として考えられます。
- 姿勢が悪い
- 骨格
- 筋肉量が多い
デスクワークや運動不足の人は、姿勢が悪くなりやすいです。姿勢が悪くなると猫背になりやすく、肩甲骨が広がって肩幅が広く見えてしまいます。
また、姿勢の悪い状態が続くと、肩こりに繋がり、肩周りががっしりとした印象になることもあります。肩のこりをほぐすことで、多少肩幅が目立たなくなるケースもあるでしょう。
元々の骨格も肩幅の広さに影響します。骨格が原因の場合は改善が難しいですが、ストレッチや癖の解消などで多少の改善が見られる可能性もあります。
また、筋肉質な人は筋肉がある分、肩幅が広くなり、ごつく見えてしまう可能性があるでしょう。
特に、水泳などのスポーツや筋トレなどで肩周りの筋肉を鍛えている人は、肩幅が広く見えやすいです。
Q:肩幅が広いと骨格ナチュラル?
肩幅が広いからといって、必ずしも「骨格ナチュラル」と診断されるわけではありません。
骨格ナチュラルの人は肩幅が広い傾向にありますが、肩幅が狭くても骨格ナチュラルと診断されることもあります。
骨格診断は体全体の特徴や肌の質感などを元に判断するため、肩幅の広さだけで骨格のタイプはわかりません。
自分が何タイプかわからない人は、一度プロの診断を受けてみましょう。
肩幅が広い女子におすすめの華奢見えコーデ2選
ここでは、肩幅が広い女子におすすめの華奢見えコーデを紹介します。
ボートネックファーニット×デニム

鎖骨を見せつつ、デコルテ部分を見せすぎていないボートネックファーニットは、肩のがっしり感をカバーしてくれる効果が◎
全体的にゆったり感があり体のラインを拾わないアイテムなので、華奢見え効果も期待できますよ。
オーバーサイズロングスリーブT×スラックス

オーバーサイズのmosi basic sleeve Tにスラックスを合わせた、リラックス感あるコーデ。
ドロップショルダーになっているので気になる肩幅をカバーして、肩のラインをなだらかに見せてくれます。
コツを掴んで洋服をおしゃれに着こなそう
肩幅の広い女子は、肩に視線が集まらないように、縦のシルエットを意識してコーディネートを組むのがおすすめです。
洋服をかっこよく着こなせる体型なので、自信を持っていろいろな服装に挑戦してみてください。