モードファッションコーデ3選!選び方や着こなしポイントを解説 | ファッション通販サイト

モードファッションコーデ3選!選び方や着こなしポイントを解説

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ファッション用語として目にする機会が多い「モードファッション」は、フランス語で「流行」を指し、現代ではトレンドを表す言葉としても使用されています。

しかし、具体的にどのようなファッションを意味するのかわからない方もいるのではないでしょうか?

この記事では、モードファッションとはどのようなファッションなのか、選び方やおすすめポイント、着こなしポイントなどを詳しく解説します。

おすすめのモードファッションコーデも紹介しているため、ぜひ参考にしてください。


モードファッションとは

モードファッションとは

モードファッションの「モード」とは、フランス語で「流行」を意味する言葉からきているファッション用語です。

もともとはパリをはじめミラノやニューヨークなど、ファッションの本場で開催されるコレクションで使用される言葉で、本来は出品するハイブランドの新作を指す言葉でした。

そのため、モードファッションは「目新しいこと」が前提とされます。

現代では、ハイブランドが発表したデザインを真似したアイテムも「モードなアイテム」と紹介されることもありますが、誰でも取り入れられる流行は本来モードとはいえません。

あくまでもファッション業界で使用されているモードは、ハイブランドが各コレクションで打ち出した目新しいトレンドを指します。この点は勘違いされやすいため注意が必要です。

なお、その年のトレンドとして発表されるヘアスタイルやヘアカラーも、直近のコレクションで発表されたモードに合わせて決められています。

ただし、モードは「最先端の流行」以外に定義が決められているわけではなく、モノトーンのカラーや無機質なカラーでまとめた高級感のあるファッションを「モード系」と呼ぶ場合もあります。

一般的には、トレンドのアイテムを取り入れたファッション全般をモード系と認識しておけば問題ありません。

モードファッションの選び方

モードファッションの選び方

モードファッションはどのように選ぶのが良いのでしょうか。ここからは、モードファッションの選び方について解説します。

デザインで選ぶ

モードファッションは、デザインで選ぶのがおすすめです。

一見するとモードファッションはシンプルなアイテムが多い印象のため、直線的なコーディネートでまとめたくなります。

しかし、細かく見ていくと一部が変形していたり不規則だったりとディテールにこだわって作られているアイテムが多いため、アイテムの選び方1つで印象ががらりと変わります。

実際にモードファッションは非凡なおしゃれを取り入れたアイテムも多数発表されており、今までにない斬新なデザインのアイテムも珍しくありません。

それでいてベーシックなアイテム同士の組み合わせも可能なため、ファッションセンスが問われるジャンルといえるでしょう!

例えば、シンプルなTシャツとワンピースをレイヤードして組み合わせるのもモードファッションに分類されるため、コーディネート次第で色々なアイテムを応用できます◎

逆に、自分だけのファッションセンスを発揮して新たなジャンルを開拓するのもモードファッションであるため、まずはデザインで選ぶところから始めてみましょう。

トレンドで選ぶ

モードファッションは、トレンドで選ぶのもありです。

もともとモードは流行を意味する言葉だけに、各ブランドが発表した目新しいアイテムを揃えれば気軽にモードファッションでコーディネートできます。

ただし、トレンドはその年によって打ち出されるものが変わるため、常に最先端のファッションアイテムで固めなければならないというわけではありません。

むしろ日本では、独創的なアイテムの組み合わせや今までにないアイテムの組み合わせをモードファッションと呼ぶ傾向にあるため、目新しい服装全般がモードと呼ばれます。

言葉自体がやや曖昧な定義となっているだけに、トレンドを取り入れつつ独自の発想でアイテムを組み合わせてみてはいかがでしょうか?

モノトーンで選ぶ

モードファッションは、モノトーンで選んでみても良いかもしれません。

ハイブランドを取り入れたり世界的に流行しているアイテムを取り入れたりと、モードファッションは比較的自由に楽しめるコーディネートとされています。

しかし、モードファッションでは全身を黒でまとめたり、白と組み合わせてバイカラーで統一したりとモノトーンのアイテムが活躍する場が多いです◎

パステルな色合いやポップな雰囲気も素敵ですが、少なくともモードファッションには適さないため迷ったらモノトーンで揃えてみましょう!

好みで選ぶ

モードファッションは、好みで選ぶのも間違いではありません。

言葉自体が流行を意味するため、世間で流行っているアイテムを好きにコーディネートした場合も立派なモードファッションといえるでしょう!

例えば、各国で開催されているコレクションで発表されたものを取り入れたり、プチプラで手に入れたアイテムを自由に組み合わせたり…コーディネートは好みに合わせて大丈夫◎

ワンポイントでハイブランドのアイテムを取り入れるなど、遊び心を忘れないこともモードファッションでは大切です。

モードファッションのおすすめポイント

モードファッションのおすすめポイント

モードファッションは取り入れるコーディネートによって、誰でもおしゃれに見えるのが魅力です。ここでは、モードファッションのおすすめポイントについて解説します。

おしゃれ感&こなれ感がある

モードファッションは、独特なおしゃれ感&こなれ感が魅力です。

基本的にベースがモノトーンとなるため、邪魔になる要素がありません。ファッションは足し算で考えやすいですが、引き算することで洗練された雰囲気が演出できます。

特にモードファッションの場合、黒や白のコーディネートを中心とすることで大人びたおしゃれ感&こなれ感が生まれるため、まずはモノトーンのアイテムで固めてみましょう。

慣れていない方でも色味を統一するだけでモードな雰囲気が楽しめるため、色合いを合わせるのに迷ったらオールブラックもしくはオールホワイトでまとめるのもあり◎

オリジナリティがある

モードファッションは、オリジナリティがあります。

実際にモードファッションのアイテムはアシンメトリーやオーバーサイズなど、変形型のアイテムが揃っているため、着ている人ならではのオリジナリティを演出可能です。

「他の人とファッションが被るのが嫌」という方にとって、モードファッションはまさに個性を爆発させられるジャンルといえるでしょう◎

もちろん、アイテム自体はモノトーンが中心となるため、ユニークでありながら浮きすぎないのも嬉しいポイントです!

シックな雰囲気を出せる

モードファッションは、シックな雰囲気を出せるのも魅力の1つ。

基本形としてモノトーンが中心となるため、遊び心がありながらも大人びたコーディネートが可能となっています。テーマによっては派手な印象となりやすいですが、どこか高級感があるのもモードファッションの特徴です。

もともとハイブランドが打ち出す流行がモードと表現されるため、何かワンポイントでハイブランドのアイテムを取り入れてみるのも良いかもしれません。

シンプルで洗練されている

モードファッションは、シンプルで洗練されているのも魅力の1つ。

よく見てみるとかなり変形型のアイテムも多いのですが、モードファッションはただ派手なだけでなく、一定の規則性を持って作られたアイテムも少なくありません。

モデル体型でなければ着こなせないようなアイテムばかりに思えますが、アイテムそのものがシンプルで洗練されているため、コーディネートに組み込むだけで印象がぐっと変わります。

シルエットで魅せるコーディネートにも最適です。

スタイリッシュに仕上がる

モードファッションは、どのようなアイテムでも比較的スタイリッシュな仕上がりになるのがおすすめポイントといえるでしょう。

カラーだけでなくシルエットも洗練されているため、組み合わせさえ間違えなければスタイリッシュな見た目になること間違いなしです◎

もちろん、ハイセンスなアイテムであってもバランスが崩れてしまえば一気に野暮ったい印象となりますが、ハイブランドのアイテムを取り入れることで全体が引き締まります。

全身をハイブランドで固める必要はないため、まずはワンアイテムをハイブランドに置き換えてコーディネートするなどスタイリッシュさを意識してみましょう。

モードファッションの着こなしポイント

モードファッションの着こなしポイント

モードファッションは着こなしを間違えると野暮ったい印象となるのが難点です。そこで、ここからはモードファッションの着こなしポイントについて解説します。

全体的なシルエットを意識する

モードファッションを取り入れる場合、全体的なシルエットを意識しましょう。

いくらハイブランドのアイテムでコーディネートしても、全体のバランスが崩れていては台無しです。せっかくのアイテムもコーディネート次第では、残念に見えてしまいます。

そのため、各アイテムのバランスを見ながらシルエットを意識してみてください◎

特にモードファッションのアイテムは特殊な形状をしているものもあるため、引きで見たときに「バランスが崩れていた」ということが往々にしてあります。

バランスが崩壊すると各アイテムの良さが失われてしまうため、1点ずつコーディネートするのではなく全身でコーディネートすることを意識したいです!

組み合わせのメリハリを重視する

モードファッションを取り入れる場合、組み合わせのメリハリも意識しましょう。

各アイテムの主張が強いモードファッションの場合、派手になりすぎないようシンプルなアイテムだけを組み合わせたい気持ちになりますが、それでは普通のファッションです。

あくまでもモードファッションとしてコーディネートするなら、ワンポイントで変形型のアイテムを組み込んでみましょう◎

例えば、上半身がシンプルなら下半身のスカートやパンツを工夫するのも良いですし、その逆でも良いです。メリハリを重視することでコーディネートに強弱が生まれ、モードな雰囲気が演出できます。

単一の色や柄でアイテムを揃える

モードファッションは、単一の色や柄でアイテムを揃えるのもポイント◎

バラバラな色合いや柄もののアイテムを組み合わせてしまうと、モードファッションで重要な統一感が損なわれてしまいます。

個性的な組み合わせもモードファッションの醍醐味ですが、ジャンルの異なるアイテムをただ放り込むだけではどうしても野暮ったい雰囲気に……。

そのため、まずはモノトーンなアイテムや無地のアイテムのみでコーディネートするなど、全体の一体感を意識するのがおすすめです!

一部にハイブランドを差し込む

モードファッションでは、やはりハイブランドのアイテムが活きてくるため、コーディネートのどこかしらにハイブランドアイテムを差し込んでみましょう。

ただし、全身ハイブランドで固めると数万円〜数十万円のコーディネートになってしまって予算を圧迫しやすいため、まずはワンポイントで取り入れるくらいがベストです。

一部のアイテムをハイブランドに差し替えるだけでもモードファッションのレベルがぐっと高まりますし、コーディネート全体の印象も引き締まります。

ボリュームを盛り込む

モードファッションは、ボリュームを盛り込むことも忘れずに!

ボリュームのあるアイテムは体型に合わせて選ばなくてはならないため、やや初心者には難しいかもしれませんが、モードファッションではボリュームも欠かせない要素の1つです。

シンプルなコーディネートのなかに変形したアイテムを盛り込むことで一気にモード感が演出できるため、アシンメトリーやオーバーサイズのアイテムも取り入れましょう◎

おすすめのモードファッションコーデ3選

おすすめのモードファッションコーデ3選

最後に、おすすめのモードファッションコーデ3選を紹介します。これからモードファッションに挑戦する方は、ぜひ参考にしていただけますと幸いです。

ジャケット×モードファッション

ジャケット×モードファッション

こちらは、ジャケットとモードファッションを掛け合わせたコーデです。

全体を黒で統一していることで、大きめのジャケットが邪魔にならず、むしろ全体のシルエットをまとめる役割として活きています。

パンツにショート丈を選ぶことで遊び心も忘れていないのがポイント◎

モードファッションのなかではややラフな印象を受けますが、緩めのジャケットに対してパンツがかっちりめであるため、全体的なバランスも取れているといえるでしょう!

『オーバーフィットブラックデニムジャケット』の詳細・レビュー

ブラウス×モードファッション

ブラウス×モードファッション

こちらは、ブラウスとモードファッションを組み合わせたコーデです。

トップスはなかなか攻めた変形型のスカラップカラーブラウスですが、特殊なシルエットがおしゃれ感をアップさせるのに一役買っていて全体的にこなれ感もあります。

特にショルダー部分が覆われた印象的なデザインは他のアイテムにはない構造で、個性を出したいときにもぴったり◎

黒だけでなく白も用意されているため、その日のテーマに合わせて選ぶのも良いのではないでしょうか?

『スカラップカラーブラウス』の詳細・レビュー

オーバーサイズ×モードファッション

オーバーサイズ×モードファッション

こちらはオーバーサイズをモードファッションに取り入れたコーデです。

インナーはタンクトップでボトムスがジーンズという一見モードファッションとはやや異なる印象のコーデですが、オーバーサイズの黒いシャツが全体に統一感を生んでいます。

太ももまで覆うサイズの黒いシャツによって硬さと緩さのバランスが絶妙に整っており、野暮ったい印象がありません◎

むしろ、硬すぎず緩すぎない着こなしがワンランク上のセンスを発揮しているのがGOOD。

『オーバーサイズコットンシャツ』の詳細・レビュー

モードファッションで個性を引き出そう♪

モードファッションは具体的な定義がなく、ファッション業界では流行などの意味で使用される言葉です。

日本ではトレンドを取り入れたコーディネートやモノトーンで統一したコーディネートをモードファッションと呼ぶ傾向にあり、スタイリッシュなジャンルとして確立されています。

アイテム選びがとても重要となるテーマだけにバランスが崩れないよう注意したいですが、ハイブランドを取り入れればおしゃれ感&こなれ感の演出にも最適なため、ぜひモードファッションに挑戦してみてはいかがでしょうか?


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